箱根駅伝の中継を見ていて、
「なぜここで一気に失速したのだろう?」
と疑問に感じた方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、
箱根駅伝で急失速が起きる理由は一つではありません。
体調、区間配置、環境条件、レース戦略など、
複数の要因が重なった結果として起きるケースが多いと考えられます。
途中棄権ほど深刻ではなくても、
明らかにペースが落ちる「急失速」は、
箱根駅伝では毎年のように話題になります。
ここでは、その主な原因として考えられる点を整理します。
体調トラブルが表に出にくい

急失速の原因として、まず考えられるのが体調面です。
▪前日まで問題がなくても、当日の朝に急変するケース
▪発熱や脱水、胃腸の不調など、外からは分かりにくい症状
▪走り続けることはできても、本来の力が出ない状態
途中棄権に至らない場合、
体調不良が公式に説明されないことも少なくありません。
そのため視聴者からは、
「理由が分からない失速」
に見えてしまうことがあります。
区間配置が合っていない可能性
箱根駅伝では、区間ごとに明確な特徴があります。
▪上り・下りの適性
▪距離の長さ
▪レース展開への耐性
区間配置が合っていない場合、
序盤は粘れていても、
後半で一気に失速する ことがあります。
特に見られるのが、
上り区間で想定以上に体力を消耗したり、
序盤にオーバーペースになったりするケースです。
これは単なる実力不足ではなく、
区間特性とのミスマッチ と考えられる場合もあります。
天候や環境条件の影響
箱根駅伝は屋外競技であり、
環境条件の影響を強く受けます。
▪気温の急な変化
▪強風
▪路面状況の違い
特に寒暖差や風は、
テレビで見ている以上に体力を奪います。
その結果、
一定のペースを保てなくなり、
後半に急激な失速が起きることもあります。
レース戦略による反動

チームのレース戦略も、
急失速の原因になることがあります。
▪前半から積極的に攻める展開
▪他チームを意識しすぎたペース設定
▪想定以上のハイペース
戦略がはまれば大きな成果につながりますが、
少しズレただけで反動が一気に出る こともあります。
急失速は、
力不足ではなく、
戦略の結果として起きた可能性 も考えられます。
特に寒波や降雪時は、体温低下や路面状況が影響することがあります。
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急失速=異常とは限らない
急失速が起きると、
「何か大きなトラブルがあったのでは?」
と注目されがちです。
しかし実際には、
▪複数の要因が重なった結果
▪表に出ない体調や環境の影響
▪区間特性との相性
といった、
箱根駅伝特有の条件 が背景にあることも多いです。
急失速は、
箱根駅伝という過酷な舞台だからこそ起きる現象です。
単純な理由だけで説明できるものではありません。
当日、同じような場面が起きた場合は、
その裏にある要因を冷静に見ていく必要がありそうです。

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